09.人工すい臓に関する不老不死へのアプローチトップへ戻る

更新2003年2月14日


[2003/01/01]遺伝子操作によりオタマジャクシの体内で肝臓細胞をすい臓細胞に変換した
[2001/08/21]異種のすい臓細胞を使って免疫拒絶の無い人工すい臓を作った
[2000/06/25]カエルの胚(タマゴの一部)からすい臓を作ることに成功
[2000/05/01]遺伝子導入によりマウスの肝臓に膵臓の機能を与えた。


2003/01/01
[197]遺伝子操作によりオタマジャクシの体内で肝臓細胞をすい臓細胞に変換した((Current biology vol.13 p.105-115))

イギリスBath大学の研究者らが、オタマジャクシの体内で肝臓をすい臓に変換する事に成功した。
研究者らは、肝臓で働く遺伝子のスイッチを入れる遺伝子駆動装置であるTTRにすい臓細胞の機能を指令するpdx1遺伝子をつなげたアフリカツメガエルを作成したところ、このカエルのオタマジャクシでは肝臓全体、もしくわ一部の細胞がすい臓細胞のようにインスリンやグルカゴンを作り出した。

これらの研究を応用すれば、インスリン依存型糖尿病の患者の肝臓を使ってインスリンを作らせ治療が行えるかもしれない。

以前のNat. Med.の論文の方が全然スゴイのでは?

2001/08/21
[146]異種のすい臓細胞を使って免疫拒絶の無い人工すい臓を作った(動物細胞で人工すい臓開発(朝日新聞))

京大再生研の井上一知教授らのグループは、正常なマウスのすい臓から取り出した細胞を異なる種類の糖尿病マウスに移植して、免疫抑制剤無しに糖尿病症状を改善する事に成功した。現在はブタの細胞をイヌに移植する実験を計画しており、将来はブタ細胞を用いてヒトの糖尿病患者の治療を目指す。
今回、研究者らが取った方法は、取り出したすい臓細胞を免疫に関する物質は通さないが、インシュリンは通す特別な高分子膜で覆い、それをさらに高分子繊維のメッシュの袋に入れ人工すい臓として皮膚の下に移植した。結果、移植されたマウスは免疫抑制剤を投与することなく、3ヶ月間糖尿病の症状が改善した。

最後に高分子繊維のメッシュで包むのにはどういう意味があるのでしょう?
炎症反応を激しくして血管を血管を引っ張ってくるのかな?

っていうか、マウスのすい臓ってどこ?誰か教えてー
脂肪と見分けがつきません。
俺のお腹の中もこんな感じで脂肪がつまってるのかなぁ。。。。

2000/06/25
[37]カエルの胚(タマゴの一部)からすい臓を作ることに成功((Yahoo NEWS))

試験管内でカエルのすい臓を作ることに成功。これまでにも心臓、肝臓を作ることに成功しているが、細胞を分化させてホルモンなどを分泌する内分泌器官を作ったのはこれが初めて
「せきつい動物は共通する遺伝子も多く、将来的には自分の細胞を使った臓器再生などに役立つだろう」と話している。 


すい臓病のカエルでも救ってあげてください。 ゲロゲロ

2000/05/01
[117]遺伝子導入によりマウスの肝臓に膵臓の機能を与えた。(Pancreatic and duodenal homeobox gene 1 induces expression of insulin genes in liver and ameliorates streptozotocin-induced hyperglycemia.(Nature Medicine vol.6 no.5 p.568-572))

インスリンは血液中の糖分が高くならなくするために必要な物質であり、これは通常膵臓のβ細胞で作られている。糖尿病患者の一部はこのインスリンがうまく作られないことが原因である。
今回、この研究者達は膵臓のβ細胞でインスリン生産を指示する遺伝子である「pdx-1」を持つアデノウイルスを用いてこの遺伝子を肝臓に導入した。
導入されたマウスの肝臓ではインスリンが作り出され、血中のインスリン濃度を300%上昇させ、また実験的に作り出した高血糖のマウスの症状を改善させた

糖尿病怖いなり。こういう臓器を別の臓器へと変化させることをトランスディファレンシエーションというそうです。(今日聞いた受け売り♪)

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