11.人工血管に関する不老不死へのアプローチトップへ戻る

2003年2月17日更新


[1999/04/16]移植すると機能する血管を作成した
[1986/01/24]生体外で血管機能を持った血管を構築した
[1980/12/11]体外で血管内皮細胞に血管構造を作らせた


1999/04/16
[101]移植すると機能する血管を作成した((Science vol.284 no.5413 p.489-493))

ウシ動脈の血管内皮細胞と平滑筋細胞を生体外の拍動条件下(圧力のかかった状態で)で培養して作成した人工血管は2000mm Hgの強さを持っており、小型ブタへ移植し24日間観察したところ、血管組織は通常の動脈と同じように収縮性の反応が認められた。

1986/01/24
[100]生体外で血管機能を持った血管を構築した(A blood vessel model constructed from collagen and cultured vascular cells(Science vol.231 no.4736 p.397-400))

コラーゲンゲル内で動脈血管内皮細胞、平滑筋細胞、繊維芽細胞を共培養することにより物理的
、化学的に血管の機能を持った血管組織を構築した。光学顕微鏡、電子顕微鏡で観察したところ、作成した血管の細胞は正常であった。また血管からの液漏れは起こらず、血管内皮細胞であることを示すvon Willebrand factorやprostacyclinを発現していた。

1980/12/11
[99]体外で血管内皮細胞に血管構造を作らせた(Angiogenesis in vitro(Nature vol.288 no.5791 p.551-556))

抽出した血管内皮細胞にガン細胞を培養した溶液を加えることで、血管内皮細胞が中心に空洞を持つ管腔構造を取った。これは生体外での初めての血管作成であり、1つの種類の細胞で血管が作れることがわかった。

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