2001年05月に行われた不老不死へのアプローチトップへ戻る


[2001/05/31]エイズによりアフリカで人類の新たな進化が起こる
[2001/05/22]ブタ肝細胞を使った人工肝臓の移植を承認
[2001/05/18]遺伝子改変ベビーに染色体異常が2例起きていた
[2001/05/08]致死性の病気以外でも遺伝子治療が認められ始めた
[2001/05/06]アメリカで第3者のミトコンドリアを注入された赤ちゃんが多数誕生していた


2001/05/31
[129]エイズによりアフリカで人類の新たな進化が起こる(Natural selection and resistance to HIV(Nature vol.411 no.6837 p.545-546))

アフリカの一部の国ではエイズによる死亡者が先進国では考えられないほどの割合で生じている。研究者らはこのままエイズによる死亡者が増え続ければ今後100年間の間にHIVに感染しにくく感染しても発症しにくい遺伝子を持つ人々が増えるだろうと予測している。
HIVへの感染しやすさ、感染後どれぐらいで発病するかに関する遺伝子としてCCR5という細胞表面レセプターがある。著者らはこの論文でアフリカ諸国で、エイズに耐性を持つ遺伝子を持つ人がどのように広まっていくかをモデル化している。著者らのシミュレーションでは今後100年間にエイズに耐性を持つCCR5遺伝子を持つ人はアフリカでは人口の50%以上になるだろうと予測している。

ふっ、俺が以前言っていた通りの内容の論文だぜ。
内容もつまんないし、こんなので載るなら俺もさっさと書いてNatureに投稿しておけばよかったよ。
まあ、俺にそんな英語力は無いけどね(^^;)

アフリカ諸国では生命のメカニズムによりエイズを克服し、先進諸国では科学技術によって克服しようとしている。
しかし先進国のやろうとしていることは今のところ対症療法に過ぎない。先進国に住む人が種として劣った存在になるのはむなしいねぇ。。。

エイズなんかなければ海外旅行ももっとたのしいのにねぇ。。。。。ムフフっ

2001/05/22
[128]ブタ肝細胞を使った人工肝臓の移植を承認((朝日新聞))

九州大学でブタの肝細胞を使って人工肝臓を作り末期の肝不全患者に移植するという治療法の実施が承認された。
倫理委員会は異種の動物の細胞を使うことで起きる感染や倫理面の問題を議論してきた。
九州大学ではこれからブタの飼育を始める。実際の臨床応用の時期については未定

アメリカではガンガン移植用のブタ飼育してるぞ。大丈夫か?
人工肝臓って言ってもどうせ、容器にブタの肝細胞つめて、血管つなげただけでしょ。

2001/05/18
[126]遺伝子改変ベビーに染色体異常が2例起きていた(遺伝子改変ベビーの手法で染色体異常2例(朝日新聞))

不妊治療などを目的として両親の他に第三者の細胞質を注入され両親以外の人物のミトコンドリアDNAを持つ赤ちゃんで少なくともこれまでに2例の染色体異常が起きていた。
流産と人工中絶で出産には至らなかった。
ワシントンポスト紙が報じたところによると17例行われたうち、2例で「ターナー症候群」という染色体異常が起きていた。通常ターナー症候群は3000人に1人程度の発生率であるので、今回の治療が遺伝子異常を起こしたと考えられる。世界ではこの手法で30人が生まれているとされている。

この研究所は他の生まれた赤ちゃんは正常だと言っているが、ぜったい一人ぐらいはなんらかの異常があると思うね。大人になってから表れるようなものとか

ターナー症候群とは女性が通常持っている2つのX染色体のうち、1つが無いか、壊れているものでX0症候群とも言う。主に赤ちゃんを作る器官が障害を受けている。

2001/05/08
[125]致死性の病気以外でも遺伝子治療が認められ始めた(新遺伝子治療を容認 末しょう性血管疾患に効果期待(朝日新聞))

足の血管が壊死を起こし足がうまく機能しなくなってしまう末梢性血管疾患を治療するために血管を作る働きのあるHGF(肝細胞増殖因子)を足の細胞に注入する治療の実施が認められた。国内では遺伝子治療の対象はガンなど命に関わる病気に限られていたが、致死性以外の病気以外で認められるのは初めてである。

なんかこの話、この前の細胞療法研究会で中村先生が言っていたような。。。。。。
VEGF入れればいいのに。。。。VEGFばんざ〜い。

2001/05/06
[124]アメリカで第3者のミトコンドリアを注入された赤ちゃんが多数誕生していた(米国で遺伝子改変ベビー誕生 不妊治療で最大30人(朝日新聞))

アメリカで高齢などの理由で母親の卵子の状態が悪い母親の卵子に受精能力を高めることを目的として、第3者の卵子の細胞質を注入し、体外受精させた赤ちゃんが最大30人程度すでに誕生していることが分かった。発表したのはアメリカの聖バーナス医療センター生殖医科学研究所、3月に発表した論文によると生まれて1歳になる赤ちゃん2人の血液を調べた所、細胞質を提供した第3者のミトコンドリアが混入している事がわかった。細胞核には両親の染色体があり、赤ちゃんは3人からの遺伝子を持つことになる。この手法で生まれた赤ちゃんの中には4歳になるものもいる。
顔やかたちなどの身体的特徴は大部分が核のDNAにあるが、ミトコンドリアにも全遺伝子の0.03%程度の遺伝子があり、エネルギー生産などを担う情報が保存されている。
子孫に影響が出るような遺伝子改変は厚生労働省の治療ガイドラインなど国際的に認められていない。

この研究所の人達の言い分としては核の遺伝子を改変しなければ問題ないじゃんという事らしいが、ミトコンドリアはエネルギー生産に関する情報を担っており、例えば疲れやすいとか、夜も元気とか、持久力があるとかって身体的性質は少なからずミトコンドリアDNAの情報が影響していると考えられるため、持久力のある人のミトコンドリアを注入すれば持久力のある人が生まれる可能性はあるはずです。
と言うわけで、オリンピック選手の育成には有用でしょう♪

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