2001年06月に行われた不老不死へのアプローチ(トップへ戻る)
[2001/06/08]京大でヒトの万能細胞(ES細胞)作成計画
[2001/06/01]自ら血管を構築させ細胞移植により二つ目の肝臓を形成した
2001/06/08
[130]京大でヒトの万能細胞(ES細胞)作成計画(人の受精卵で「万能細胞」作製 京大で計画案(朝日新聞))
京都大学再生医科学研究所の中辻教授らのグループで、なんの臓器でも作り出す可能性のある万能細胞として知られるES細胞(胚性肝細胞)を国内で始めて人間の受精卵から作り出す計画をしていることがわかった。
研究者らはこれまで、ネズミや他の霊長類でES細胞作りをしていた。
計画では不妊治療施設に凍結してあった受精卵のうち、両親が不要と判断したものを両親の了解を得たうえで提供してもらう。
この受精卵を特殊な方法で培養し、ES細胞を作成する。
作成したES細胞は基本的に無料で研究者に配る予定
俺にも下さい。。。
でも、ES細胞の話はちょっとアヤシイってのが、最近の世間の雰囲気
臓器や組織を再生させる「再生医療」の世界では成体幹細胞と言われる大人のカラダの中にも存在する幹細胞を利用しようという動きで進んでいます。
まあ、みんなに配られてどっかで良い結果が出ることを願いましょう♪
2001/06/01
[138]自ら血管を構築させ細胞移植により二つ目の肝臓を形成した(Establishment of heterotropic liver tissue mass with direct link to the host liver following implantation of hepatocytes transfected with vascular endothelial growth factor gene in mice(Tissue Engineering vol.7 no.3 p.335-344))
研究者達は、マウスのおなかの中にメッシュで疑似的に臓器を形成しそこに肝臓の細胞を入れて移植した。この時、移植した肝細胞に血管形成を促進する遺伝子「VEGF」を導入しておくことで、お腹の中の疑似的な臓器は自ら血管系を構築し、移植された宿主の血流を呼び込みアルブミン遺伝子の発現など第二の肝臓として機能していることが確認された。
細胞から臓器を形成するというのは再生医学の大きな目標だけど、これまで皮膚とか簡単な組織でしか成功していない。この研究者らはカラダの中という環境を利用することで細胞より臓器を作ろうとしているわけですね。う〜んよい考えだ(^^)
通常、細胞を移植しても血管系が出来てなければ、栄養も酸素も来ていないため移植した細胞はすぐ死んでしまいます。この問題を血管形成促進という方法で克服しています。
むろん、こうして形成した2つめの肝臓はすでに血管が形成されているのでこの血管を外科的に接合してやれば別の個体に移植することも可能でしょう。すなわちあなたの細胞を取ってきて、他の人のお腹の中で肝臓を作って出来たらあなたに移植すると♪
これで二日酔いもこわくない♪(笑)
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